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これなら大丈夫!マウスピース矯正中の飲み物ガイド

これなら大丈夫!マウスピース矯正中の飲み物ガイド

マウスピース矯正を始めると、新しい生活習慣にワクワクする反面、食事や飲み物のことなど、気になることもたくさん出てきますよね。

特に飲み物については、「矯正中にコーヒーは飲めるの?」「ジュースはダメなの?」など、疑問に思う方も多いのではないでしょうか?

実は、マウスピース矯正中は、飲み物の選び方によって、矯正の効果や歯の健康に大きな影響を与える可能性があるんです。

このガイドでは、マウスピース矯正中に飲んでも大丈夫な飲み物と、避けるべき飲み物を、具体的な例を挙げながらわかりやすく解説していきます。

さらに、飲み物を飲む際の注意点や、口の中の健康を保つためのヒントもご紹介します。

このガイドを参考に、マウスピース矯正中も、安心して飲み物を楽しんで、綺麗な歯並びを目指しましょう。

目次

マウスピース装着中に飲み物を飲んでも良いの?

マウスピース矯正中は、基本的に水糖分を含まない無色の炭酸水以外は、マウスピースを外してから飲みましょう。

マウスピースを装着したまま他の飲み物を飲むリスク

  • 虫歯:
    • マウスピースと歯の間に飲み物が残ると、虫歯菌のエサになり、虫歯のリスクが高まります。
    • 特に糖分を含む飲み物は、虫歯菌の増殖を促進するため注意が必要です。
    • 清涼飲料水、スポーツドリンク、ジュースなどは、糖分を多く含むため、必ずマウスピースを外して飲みましょう。
  • 着色:
    • マウスピースはプラスチック製のため、色の濃い飲み物によって着色することがあります。
    • コーヒー、紅茶、赤ワインなどは着色の原因となるため、注意が必要です。
    • 着色するとマウスピースの見た目が悪くなり、清潔感が損なわれる可能性があります。
  • 変形:
    • マウスピースは熱に弱いため、熱い飲み物によって変形する可能性があります。
    • 熱いコーヒーやお茶は、人肌程度に冷ましてから飲むようにしましょう。
    • 変形すると、マウスピースが歯に正しくフィットしなくなり、矯正効果が得られなくなる可能性があります。

マウスピース矯正中に大丈夫な飲み物

    • 水は、マウスピース矯正中のベストパートナー!
    • 歯やマウスピースに悪影響を与えず、口の中を清潔に保ちます。
    • 矯正治療中は口の中が乾燥しやすいため、こまめな水分補給に最適です。
    • 特に、水道水に含まれるフッ素は、虫歯予防にも効果的です。
  • 無糖の炭酸水
    • 糖分が含まれていない炭酸水も、基本的には問題ありません。
    • シュワシュワとした爽快感が、口の中をリフレッシュさせてくれます。
    • ただし、フレーバー付きの炭酸水には、糖分や酸味料が含まれている場合があるので、成分表示をよく確認しましょう。
    • また、炭酸ガスが歯のエナメル質をわずかに溶かす可能性があるという報告もあるので、飲み過ぎには注意が必要です。

避けるべき飲み物

  • 糖分の多い飲み物
    • ジュース、コーラ、スポーツドリンクなど、糖分の多い飲み物は要注意です。
    • 糖分は虫歯菌のエサとなり、虫歯のリスクを高めます。
    • マウスピースに糖分が付着すると、細菌が繁殖しやすくなり、口臭の原因にもなります。
    • また、マウスピースの変色や変形を引き起こす可能性もあります。
  • 酸性の飲み物
    • オレンジジュース、グレープフルーツジュース、炭酸飲料、レモンティーなどは、酸性度が高く、歯のエナメル質を溶かす可能性があります。
    • エナメル質が溶けると、歯が弱くなり、知覚過敏などを引き起こす可能性があります。
    • 特に、柑橘系のジュースは酸性度が高いので、注意が必要です。
  • 色の濃い飲み物
    • コーヒー、紅茶、赤ワイン、ウーロン茶などは、マウスピースや歯に着色する可能性があります。
    • 着色すると、マウスピースの透明感が失われ、見た目が悪くなってしまいます。
    • また、歯に着色すると、ホワイトニングの効果が薄れてしまう可能性もあります。
  • アルコール
    • ビール、ワイン、日本酒など、アルコール飲料は口の中の乾燥を招き、歯周病のリスクを高めます。
    • また、マウスピースの変形にもつながる可能性があります。
    • 特に、ビールは糖分と酸の両方が含まれているため、注意が必要です。
  • 熱い飲み物
    • 熱いコーヒーやお茶は、マウスピースの変形を引き起こす可能性があります。
    • マウスピースが変形すると、矯正効果が得られなくなる可能性があります。
    • 飲み物を飲む際は、少し冷ましてから飲むようにしましょう。

コーヒーはマウスピース装着中に飲んでも良いの?

マウスピース矯正中のコーヒー、気になりますよね。飲みたい方も多いはず。

結論から言うと、できるだけ控えた方が良い、が工夫をすれば飲んでも大丈夫です。

理由は以下の3つ。

1. 着色

  • コーヒーに含まれる色素(タンニンなど)は、歯の表面やマウスピースに付着しやすく、黄ばみや茶色い着色を引き起こします。
  • マウスピースは透明感が魅力なのに、着色してしまうと見た目が悪くなってしまいます。
  • 歯の着色は、ホワイトニングで落とせる場合もありますが、費用や手間がかかります。

2. 酸

  • コーヒーは酸性度が高く、歯のエナメル質を溶かす作用があります。
  • エナメル質は歯の表面を保護する役割があり、これが溶けると歯が弱くなり、虫歯や知覚過敏になりやすくなります。
  • マウスピースを装着していると、コーヒーの酸が歯に長時間接触し、エナメル質への影響が大きくなる可能性があります。

3. マウスピースの変形

  • 熱いコーヒーは、マウスピースの素材を変形させる可能性があります。
  • マウスピースが変形すると、歯に正しくフィットしなくなり、矯正効果が低下したり、治療期間が延びたりする可能性があります。

どうしてもコーヒーを飲みたい場合は…

以下の点に注意すれば、リスクを減らすことができます。

  • マウスピースを外して飲む
    • コーヒーがマウスピースに直接触れないように、必ずマウスピースを外してから飲みましょう。
  • ストローを使う
    • 歯にコーヒーが直接触れるのを防ぐため、ストローを使うのも効果的です。
  • 飲んだ後は、口をゆすぐか歯磨きをする
    • コーヒーの成分が口の中に残らないように、水で口をゆすぐか、できれば歯磨きをしましょう。
    • 特に寝る前は、歯磨きをしてからマウスピースを装着しましょう。
  • コーヒーを飲む頻度を減らす
    • 毎日何杯も飲むのではなく、週に数回程度に抑えましょう。
    • 1日に飲む量も、できるだけ少なくしましょう。
  • ブラックコーヒーを選ぶ
    • ミルクや砂糖を加えると、酸性度や糖分が増し、歯への悪影響が大きくなります。
    • ブラックコーヒーなら、酸性度や糖分が低く、着色のリスクも減らせます。
  • 焙煎度の浅いコーヒーを選ぶ
    • 焙煎度が深いコーヒーほど、色素が多く含まれています。
    • 焙煎度の浅いコーヒーを選べば、着色のリスクを減らせます。
  • 冷たいコーヒーを選ぶ
    • 熱いコーヒーは、マウスピースの変形や歯への刺激を引き起こす可能性があります。
    • 冷たいコーヒーなら、これらのリスクを減らせます。
  • ホワイトニング
    • 歯の着色が気になる場合は、歯科医院でホワイトニングを受けることもできます。

お茶はマウスピース装着中に飲んでも良いの?

お茶は、私たちの生活に身近な飲み物ですが、マウスピース矯正中にはいくつかの注意点があります。

マウスピース矯正中にお茶を飲む際の注意点

1. 着色

  • お茶、特に緑茶や紅茶、ウーロン茶などには、タンニンやポリフェノールといった着色成分が豊富に含まれています。
  • これらの成分は、マウスピースに付着すると、黄ばみや茶色い着色を引き起こす可能性があります。
  • 着色したマウスピースは、見た目が悪くなるだけでなく、不衛生な印象を与えてしまうことも懸念されます。
  • 透明感を維持し、清潔な状態を保つためには、お茶を飲む際にはマウスピースを外すことが推奨されます。

2. 変形

  • 熱いお茶は、マウスピースの素材を変形させる可能性があります。
  • マウスピースが変形すると、歯に正しくフィットしなくなり、矯正効果が十分に得られない場合があります。
  • 熱いお茶を飲む際は、必ずマウスピースを外し、十分に冷ましてから飲むようにしましょう。

3. 口腔衛生

  • お茶に含まれる糖分は、虫歯の原因となる細菌のエサになります。
  • マウスピースを装着したままお茶を飲むと、糖分がマウスピースと歯の間に残りやすくなり、虫歯のリスクが高まります。
  • お茶を飲んだ後は、口の中を水でよくすすぎ、歯磨きを忘れずに行いましょう。
  • マウスピースも、専用の洗浄剤を使用して清潔に保ちましょう。

マウスピース矯正中にどうしてもお茶を飲みたい場合

  • 色の薄いお茶を選ぶ: 麦茶やほうじ茶など、着色しにくいお茶を選びましょう。
  • 温度に注意する: 熱いお茶は避け、人肌程度に冷ましてから飲みましょう。
  • 少量ずつ口に含む: マウスピース全体に茶が触れないように、少量ずつ口に含むようにしましょう。
  • 飲んだ後は口をゆすぐ: お茶を飲んだ後は、すぐに水で口の中をすすぎましょう。
  • マウスピースをこまめに洗浄する: 専用の洗浄剤や歯ブラシを使用して、マウスピースを丁寧に洗浄しましょう。

マウスピース矯正中に飲み会、お酒は大丈夫?

マウスピース矯正中でも飲み会は基本的に大丈夫です🍻

ただし、いくつか注意しておきたい点があります。

マウスピースの取り扱い

  • 飲食時は必ず外す: マウスピースをつけたまま飲食すると、食べ物や飲み物がマウスピースと歯の間に挟まり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。また、着色や変形の原因にもなります。
  • 外したマウスピースはケースへ: テーブルの上に置いたり、ティッシュに包んだりせず、必ず専用のケースに保管しましょう。紛失や破損を防ぐだけでなく、衛生面からも重要です。
  • こまめな洗浄: 飲み会後は、マウスピースを流水で洗い、専用の洗浄剤でしっかり洗浄しましょう。

飲み物

  • 色の濃い飲み物は注意: 赤ワイン、コーラ、コーヒーなどは着色の原因になります。どうしても飲みたい場合は、マウスピースを外して飲み、飲んだ後は口をゆすぎましょう。
  • 熱い飲み物は避ける: 熱い飲み物はマウスピースを変形させる可能性があります。
  • アルコール: アルコールは口の中を乾燥させ、虫歯や歯周病のリスクを高めます。飲み過ぎには注意し、こまめな水分補給を心がけましょう。
  • 水分の摂取: 水分不足は唾液の分泌量を減らし、口の中を乾燥させます。こまめに水を飲みましょう。

その他

  • 食事: 硬いものや粘着性のあるものは避け、食べやすいものを選びましょう。
  • 喫煙: タバコは歯周病のリスクを高めるだけでなく、マウスピースの着色や変形の原因にもなります。
  • 歯磨き: 飲み会後は、必ず歯磨きをしてからマウスピースを装着しましょう。

飲み会を楽しむためのポイント

  • 周りの人に伝える: マウスピース矯正中であることを周りの人に伝えておくと、配慮してもらえることがあります。
  • お店選び: 静かで落ち着けるお店を選ぶと、マウスピースの取り外しやケアがしやすくなります。

飲み会の前には、これらの注意点をもう一度確認し、楽しい時間を過ごしてください。

まとめ

マウスピース矯正中の飲み物選びは理解が深まったでしょうか?

ポイントをしっかり押さえて、矯正期間中も美味しい飲み物を楽しみながら、理想の歯並びを目指しましょう。

  • 基本は水!
  • 色の濃い飲み物は要注意!
  • 熱い飲み物はNG!
  • 糖分の多い飲み物は控えめに!
  • 飲むときはマウスピースを外す!
  • 飲んだ後はしっかりケア!

これらのポイントを忘れずに、快適なマウスピース矯正ライフを送りましょう。

治療のご予約は下記リンクよりいつでもお取り出来ます。キャンセルや2回目以降の治療予約に関しても行えます。

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御茶ノ水つばめ歯科・矯正歯科
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・東西線 竹橋駅 3a 徒歩10分
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Hasegawa
御茶ノ水つばめ歯科・矯正歯科 院長
御茶ノ水駅と神保町駅の間の場所で歯科医院を経営しています。歯の治療でお困りの方向けに情報を発信しておりますので、参考になれば幸いです。
これなら大丈夫!マウスピース矯正中の飲み物ガイド

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