スポーツをする際に装着するスポーツマウスピースを聞いたことはありますか?
スポーツをするにあたってどうしても起こってしまうことがある衝突、転倒、バットやボールが顔に当たってしまうなどの事故。
起こってしまってから対応するのでは遅いこともあります。
ヘルメットは被っていたが、歯には何もしていなかった。そういうケースもあるでしょう。
歯に強い衝撃が加わってしまった場合、歯の表面が欠ける、折れる、神経が失活してしまう。などが起こり、長い人生において見た目の部分に影響が出てしまう事もあります。
歯は一度欠けてしまうと元に戻ることはありません。何かしらの修復処置が必要となり、軽度の損傷では目立たなく治せますが、大きくかけてしまった場合はセラミック治療、抜歯になってしまうとインプラント治療やブリッジ治療。
など、ある程度治療費が高額になってしまうことが多いです。そうならないようにスポーツをする際は事前に歯を守る事が大切となってきます。
一般的な歯科医院では歯ぎしりや顎関節治療用のマウスピースは取り扱っていても、スポーツマウスピースは取り扱っていない事があります。
御茶ノ水つばめ歯科・矯正歯科では御茶ノ水と神保町の間にあるという事もあり、周りに大学や企業、スポーツ用品店が多くあり、スポーツマウスピース(マウスガード)にも力を入れています。
スポーツマウスピース(マウスガード)とは
最近ではスポーツを行う際のマウスガードの重要性が認知されてきており、スポーツ協会の方でも歯を守るために推奨している事が多くなってきました。
歯を保護出来ればなんでも良い。という訳ではなく、スポーツ自体に極力悪影響がないように配慮したデザインや厚みでなければなりません。
また、集中を妨げないようにはまり具合も良くしなければなりません。
既成タイプのスポーツマウスピースの販売もありますが、サイズや形が決まっている為、合う方と合わない方が出てきます。
また多少形の調整ができるタイプもありますが、自己判断になる為注意が必要です。
当院ではその人その人の歯並びの個性、形を元にスポーツの用途に合わせてオーダーメイドのスポーツマウスピースを製作いたします。
好きな色でカラフルに製作。好きなロゴを入れる事も出来ます。
最近のスポーツマウスピースは個性を出す事も出来るようになってきました。
色を選べたり、1層タイプや2層タイプのものがあり、厚みも様々に調整可能。形もスポーツやその方個人の歯並びの特徴に合わせて調整を行うことが出来ます。
競技内容によって、条件が異なりますので色や形に関しては確認が必要です。
御茶ノ水つばめ歯科・矯正歯科のスポーツマウスピースについて[Smopp55]
口腔内スキャナーを用いて製作いたします。
口腔内スキャナーにて歯並びのデータを取得し、製作を行いますので歯型取りが苦手な方でも苦労少なく行う事が出来ます。
遠方にお住まいの場合でも、事前のご相談をさせて頂ければ一度のご来院で製作し、発送する事も可能です。
ただ、実際に出来上がった物に対しての調整も行いますので複数回いらっしゃれる方が理想的です。
歯並びのデータは保管されますので、改めて違う形でもう一つ作りたい。という場合はデータを元にすぐにお作りすることが出来ます。
フィット感の良いスポーツマウスピースを製作いたします(Smopp55)
特許を取得されたマウスピースの製造方法により、フィット感に優れたマウスガードを製作する事ができます。
学割価格もご用意しています
マウスピースの種類によって価格が異なりますので、用途をお聞きした上で選んで頂いております。
近隣の学生さんにも使用して頂きたいという想いもあり学生割引の価格もご用意しております。
学生証のご提示で割引いたします。
スポーツマウスピース価格表
項目 | 費用(税込) |
---|---|
学生割引1枚法 | 16,500円 |
一般の方1枚法 | 22,000円 |
学生割引2枚法 | 35,200円 |
一般の方2枚法 | 44,000円 |
プロスポーツ選手向けセット | 132,000円 |
オリジナルステッカー追加 | 3,300円 |
オリジナルのステッカーを追加出来る
チームのロゴ、背番号、アイコンやマークなど、ご希望のデザインを入れる事ができます。ステッカーが入ることにより、その方だけのオリジナルのスポーツマウスピースを製作いたします。
スポーツマウスピースを装着するメリット
スポーツマウスピース(マウスガード)を装着するメリットは、以下のように多岐にわたります。
1. 歯や顎の保護
スポーツ中に口元への衝撃が加わると、歯が折れたり、抜けてしまうリスクがあります。スポーツマウスピースを装着することで、歯や顎に加わる力を分散させ、怪我のリスクを軽減できます。また、顎関節の保護にも役立ち、重度の顎の損傷を防ぐ効果も期待出来ます。
2. 脳震盪(のうしんとう)のリスク軽減
スポーツ中の頭部への衝撃が原因で脳震盪が起こることがありますが、マウスピースの使用によって、衝撃が緩和され、脳震盪のリスクを軽減できるとされています。
3. 競技パフォーマンスの向上
マウスピースが歯と顎を安定させるため、咬合力が均等に働きやすくなり、集中力や瞬発力が向上することがあります。マウスピースを使用することでパフォーマンスが向上すると感じている選手もいます。
4. 筋肉の緊張を軽減
特にボクシングや格闘技などのコンタクトスポーツでは、咬みしめによる筋肉の緊張が激しくなりがちです。マウスピースを装着することで、無意識に強く噛むことを抑制し、首や肩、顔の筋肉の緊張を和らげることができます。
5. 自信と安心感に繋がる
マウスピースを装着することで、怪我に対する不安が軽減され、競技に集中しやすくなります。この安心感は、アスリートにとって精神的なサポートとなり、結果的にプレーに良い影響を与える可能性があります。
マウスガード着用規定
競技 | 着用規定 |
---|---|
ボクシング(日本ボクシング連盟) | 義務 必ず歯にしっかりと合ったマウスピースを使用しなくてはならない。 |
キックボクシング(複数組織あり) | 義務(国内・国際) |
空手(組手) (団体・流派により異なる) | 義務(一部団体・国際)※全日本空手道連盟・国際空手道連盟。 |
テコンドー(ワールドテコンドー) | 義務(国内・国際試合) 例外なく装着義務。矯正装置等のない選手は上顎歯列を覆う。安全面から歯科医師作成のMGがベスト。 |
総合格闘技 | 義務(国内・国際) |
ラグビーフットボール (日本ラグビーフットボール協会) | 義務(国内) 13-18歳は義務。WR規則4条許可 |
アメリカンフットボー ル (日本アメリカンフットボール協会) | 義務(国内・国際) |
ラクロス(日本ラクロス協会 / 2022) | 義務(国内・国際) 上顎の歯全てを覆うように歯科医もしくは歯科技工士により調整されたものか、歯科医もしくは歯科技工士により選手の受傷回避のために作られた口腔内保護用品のいずれかでなければならない。 |
ホッケー(日本ホッケー 協会) | 義務 (スポーツ少年団、マスターズ大会は強く推奨) 2022年度より完全実施(ゴールキーパー:推奨) |
インラインホッケー(World Skate) (国際アイスホッケー連盟 / 2011・12) | 義務(国際アイスホッケー連盟:18歳以下、ワールドスケート:バイザー装着者) |
アイスホッケー (公式国際競技規則 / 2018-2022年度) | 成人女子:推奨 カスタムメイドの着用推奨 U-20男子:義務(条件付き) U-20の年齢カテゴリーのプレーヤーは全員、顔面全体の保護具(フルフェイスバイザーまたはケージ)を着用していない場合には、マウスガード(望ましくはカスタムメイド)を着用しなくてはならない。 |
モーターバイク (ロードレース競技規則 / 2021・国際モーターサイクリズム連盟) | 推奨(ロードレース、モトクロス、トライアル、エンデューロ、スーパーモト、モタード) |
バスケットボール (日本バスケットボール協会:競技規則 / 2021) | 許可(国内・国際) |
高校野球 (日本高等学校野球連盟 / 2010年3月~) | 許可 |
柔道(全日本柔道連盟) | 許可 (畳に上がる前に審判員に申告、2017年3月) |
ハンドボール (IHF :International Handball Federation 国際ハンドボール連盟 競技規則 / 2022) | 許可(国内・国際) |
色についての規定
競技 | 着用可能色 | 協会・連盟 |
---|---|---|
野球(高校・大学) | 透明・白のみ | 日本高校野球連盟 全日本大学野球連盟 |
バスケットボール | 透明のみ | 日本バスケットボール協会 |
アメリカンフットボール | 白・透明は禁止、わかりやすい色 | 日本アメリカンフットボール協会 |
ラグビー(13~15 歳 中学生) | レッド、ピンクを除く | 日本ラグビーフットボール協会 |
ボクシング(アマチュア) | 赤系統の色を除く | 日本ボクシング連盟 |
テコンドー | 透明・白のみ | 全日本テコンドー協会 |
空手 ※団体・大会によって異なる | 透明のみ | 日本空手協会 全日本空手道連盟 |
ラクロス | 白・透明は禁止、わかりやすい色 | 日本ラクロス協会 |
柔道 | 白・透明のみ | 全日本柔道連盟 |
モーターバイク | 出血が見やすい色 | 国際モーターサイクリズム連盟 |
ハンドボール | 透明で単一色のものに限る | 日本ハンドボール協会 |
アイスホッケー インラインホッケー | 白・透明は禁止 | 日本アイスホッケー協会 |
マウスガードの形、厚みについて
スポーツの種類に応じておすすめの厚みや形がありますので以下にまとめます。
シングル マウスガード(1枚法)
コンタクトスポーツ(マウスガード義務種目)
ボクシング・ラグビー・アメフトなど⇨4mmを使用
トリムラインは上顎骨最大豊隆部を1mm超えたラインに設定。
マウスガードの後縁は以下のように調整します。
・高校生までのラグビー選手⇨6番遠心or7番遠心まで
・ボクシング選手or格闘選手⇨7番遠心まで
・コンタクトスポーツ(マウスガード一部義務ではない種目)
バスケット・水泳・野球・サッカー・ラクロス(新義務化)・自転車・スケートボードなど⇨3~2mmを使用
※コンタクトスポーツは完成時マウスガードの前歯部の厚みが3mm以上が推奨されています。
トリムラインは上顎骨最大豊隆部と一致したラインに設定。
マウスガードの後縁は6番or7番まで
ラミネート マウスガード(2枚法)
コンタクトスポーツ(MG義務種目)
ボクシング・ラグビーなど⇨4㎜使用
1枚目4㎜、2枚目1.5㎜使用 or 1枚目3㎜、2枚目2㎜使用
コンタクトスポーツ(MG義務でない種目)
バスケット・水球・野球・サッカー・ラクロス・自転車・スケートボードなど⇨3~2㎜使用
1枚目3㎜、2枚目1.5㎜使用 or 1枚目2㎜、2枚目1.5㎜使用
※コンタクトスポーツは完成時マウスガードの前歯部の厚みが3mm以上が推奨されています。
パワーリフティング・重量挙げなど⇨4~3㎜使用
1枚目3㎜、2枚目1.5㎜使用 or 1枚目2㎜、2枚目2㎜使用
射撃・アーチェリー・ゴルフなど⇨3~2㎜使用
1枚目2㎜、2枚目1.5㎜使用
陸上⇨2㎜使用
1枚目2㎜ 2枚目1.5㎜使用
当院のスポーツマウスピースは用途に合わせて13パターンお作りする事が出来ます。
ご自身のスポーツに合わせて、より妥協なく、集中出来るように厚みや形、色合いなどを直接ご相談しながらお作りをしています。
同じスポーツだとしても人によりこだわる部分が違いますし、歯並びも口の中の状態も人それぞれ違います。
分からない場合はぜひお気軽にお問い合わせ下さい。
スポーツマウスピースのお手入れ方法
スポーツマウスピースを長く清潔に使用するためには、正しいお手入れが欠かせません。以下の方法でお手入れを行ってください。
- 使用後は必ず水で洗って下さい。
。使用後は、流水でマウスピースをしっかりと洗浄しましょう。ぬるま湯で優しく洗うことで、汚れや細菌の付着を防ぎます。熱湯は変形してしまうのでおやめ下さい。 - 定期的な消毒
マウスピース用の洗浄剤を使った定期的な消毒が推奨されます。 洗浄剤を置くことで、細菌の繁殖を抑え、口腔内の健康も守ることができます。 - 乾燥と保管
洗浄後はしっかりと乾燥させ、専用のケースにいれて保管してください。湿ったまま保管すると、細菌が繁殖しやすいため、十分に乾燥させることが重要です。
使用期間と交換のタイミング
スポーツマウスピースの使用期間の目安は1~2年となります。耐久性が高いため一見使用が可能ですが、歯並びが変わった場合や、使用中に傷や劣化が見られた場合は交換された方が良いでしょう。適切な交換タイミングについては、定期検診の際などにご相談ください。
まとめ
スポーツをする上でのリスク管理の一つとしてご自身の口の状況にフィットするスポーツマウスピースは歯を保護する上で大切な存在となっています。
是非ご自身のスポーツへの拘りの部分をお伝えください。
お話しを伺った上で、その方にあったスポーツマウスピースをお作り出来るように善処いたします。
噛み合わせや歯並びの見た目、歯の色などに関しても相手への与える印象が変わる事もあります。
歯の痛み一つあるとスポーツに集中出来なくなってしまう事もあります。
スポーツマウスピースを作るだけではなく、虫歯治療や矯正治療、ホワイトニングなどトータルでのサポートも行って
おりますので、お気軽にご相談ください。
スポーツをされる方にとっての歯のサポートが出来る歯科医院として応援させて頂けば幸いです。
治療のご予約は下記リンクよりいつでもお取り出来ます。キャンセルや2回目以降の治療予約に関しても行えます。
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